
年式 | 1985(昭和60)年式 | 走行距離 | 93000km |
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車検 | 2020年12月まで | 車輌 | ディーラー車 |
色 | ホワイト | リサイクル区分 | 済別 |
排気量 | 2290cc | ミッション | オートマ |
ハンドル | 右 | 駆動 | 2WD |
燃料 | ガソリン | 修復歴 | なし |
型式 | E-123223 | 車台番号下3桁 | 182 |
エアコン | パワステ | パワーウィンドウ | |||
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ABS | エアバッグ | - | Wエアバッグ | - | |
カセット | - | CD | - | CDチェンジャー | - |
MD | - | MDチェンジャー | - | DVD | - |
TV | - | ナビ | - | ETC | - |
サンルーフ | - | キーレスエントリー | - | スマートキー | - |
集中ドアロック | パワースライドドア | - | パワーシート | - | |
本革シート | - | 3列シート | - | HID/キセノン | - |
コーナーセンサー | - | バックモニター | - | アルミホイール | - |
エアロ | - | マフラー | - | 盗難防止機能 | - |
ワンオーナー | - | 記録簿付き | - | 禁煙車 | - |
寒冷地仕様 | - | 福祉車両 | - | カータウン保証対象車 | - |
今から35年も前の車です。
ただし、世間もそうだが僕自身もW123は、クラッシックカーとは言える領域では無い。
中途半端と言えば中途半端な古さなのかもしれないが、僕にはW123は、物凄く思い入れが強い
以前にも書いたかと思うが、僕のメルセデスベンツのスタートは、W123なのです。
先代の社長がヤナセから新車販売成績の御褒美に、夫婦でハワイ旅行の招待を受けている時に
当時、VWが販売主力だったT-WORKSに初めて中古の展示車としてメルセデスを仕入れ、
ハワイから帰国後の社長に、「ヤクザが乗るような車を仕入れたな!」と、お叱りを得たことを思い出す。
そう!
この1990年頃から、僕のスタンドプレーに似た中古車の仕入れが始まったのです。
必然的に、僕のプライベートカーもW123マイブームが訪れ、キャブレターの230から始まり230E、240D、300D、300DTと
目ま苦しいかのように、乗換えましたが本音を言うと、僕自身のBESTオブW123はターボ無しの300Dで、しかも赤に乗ってました。
時代の流れ、もしくは思い付きのように自分勝手な当時の東京都知事に勝手に作られた法律のおかげで、現在W123ディーゼルの神奈川県の登録が出来なくなっています。
T-WORKSの御客様には、300TDTをお乗りの御客様がいて、エンジンをガソリンエンジンに載せ替えてでもW123を乗り続けたいと230Eの4気筒エンジンに
載せ替え、今も元気に走っていらっしゃいます。
(実は、湯河原の湘南ナンバーと清川村の相模ナンバーは、今現在も唯一神奈川県で登録可能なんです!)
当時から、右ハンドル設定車が少なく、W123右ハンドルは極めて希少価値があると知っていた僕は、ある日VWヴァナゴンキャンパーを買いに、名古屋のオークション会場へ
出掛けた時に、出会いました。
全体的な外装のコンデション、内装のコンデションも前オーナーが大切にしていた事が伺えました。
ただし、ただしですが外装の塗装部分がほぼ全体に、ひび割れていたんです。
これは、当時のメルセデスに良く見られる症状で、生産過程の工場内での下地の問題ではないかと思いますがで、良ーく見るとあるのです。
........そこで、よせば良いのに、いつもの癖で余計な正義感は生まれてしまい。
元通リのヒビ割れの無いW123に戻してあげたくなってしまったのです。
作業は、写真のように簡単に塗装するのではなく、塗装部分を全て削り落とし、鉄板の状態に戻さなければならない気の遠くなるような作業なのです。
修理期間約6か月、時間もかかりましたがお金もかかりました。
そうです、ボディレストアをいたしました。
だから、僕達はこのW123をショールームの中に入れてあげることにしました。
6か月も入院生活をしたんですから、世間に出る前に雨風、夜露、紫外線等を避けさせるために、ショールームでリハビリをさせます。
今日、W123を見ていたら、気付く事がありました。
外装はオールペイント終え、ブランド物の洋服で言うとベルサーチのスーツでビッシリと決まってます!
ところがふと足元見ると、くすんでみそぼらしいアルミホイルの靴を履いていました!
例えると、上半身ベルサーチだけど、足元の靴は汚れた月星の運動靴なのです!
早速、工場に連絡して純正アルミホイールのペイントを依頼しました!
現場の塗装の職人さんに、「当時のメルセデスのアルミホイルの色はシルバーだけど、少し白っぽいですからね」と、念を押しながら.........
いったい、素晴らしく仕上がってきたW123の今後のクルマ人生を共にする方は、どんな方なんだろう?
ドラマテックな出逢いの瞬間を、僕達T-WORKS社員は、見ることが出来るのが幸せです。
追伸.....写真のアップが遅れてますが、営業の石井君が御多忙の振りをしてましてスミマセン
御指導&御鞭撻は、直接営業石井までお願いいたします。