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販売
307.8万円 (税込み3,324,240円)
走行距離:不明
年式:1979(昭和54)年式
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T-WORKSが、決して立ち入ってはならない壁が「空冷VW」だと、勝手に決めつけているのですが……….
実は、僕の41年前に免許証を取得して初めて買った車が1967年Wバンパーの6Vビートルだったので大好きなんです。
では、なぜ空冷VWをやらないか?
それは、自分自身で納得の行く個体が全くないからです。
カッコつけて言うと、自分で納得いかない車を、御客様へは御売り出来無いんです。
ボロボロの個体を、御客様を納得させる呪文を唱え、信仰信者にしてから販売しない限り売れる訳ありません。
でも、今回は縁があり空冷タイプ2と出会ってしまいました。
そして………
もともと、VWT4ヴァナゴンの下取り車で、エンジンの配線ショートで一部火災を起こしていたため、
エンジンを下ろし、オーバーホールしてエンジンルーム各部の内貼りも交換したのです。
それと例えは悪いのですが、通常のVW屋さんのペイントだと細部まで行き届いペイントがされていなく、残念に思う事がしばしば……….
オレンジとブラウンツートンだったボディをオレンジ一色にして、ルーフをホワイトにペイント。
フロント&リヤバンパーをホワイトにして、僕なりにある程度納得いくように仕上げました。
また、調子の悪いオートマチックミッションを、マニュアルミッションに乗せ換え、
そもそもクーラー付き車両だったため希少な、純正のクーラー吹き出し口から風を出したくて、新しいクーラーキットを取付して、
冬場ヒーターの効かない車は、家族が乗ってくれないだろうとFFヒーターも取り付けました。
ここまで、色々な方達の御協力を得て、完成に近づきましたがやはり、空冷VWスぺシャリスト、ファーリーマシーンサービス西谷氏の協力があっての再生でした。
現代の車では当然の仕様ですが、夏場の車内を涼しく過ごせ、冬場の車内を温かく過ごせる事の常識が空冷VWには通用しないところが、僕らが手を出さない、出せない所なのかもしれません。
そんな僕が、自分で乗れるようにまで仕上げました。
御覧になってください………T-WORKSが、タイプ2を作るとこうなります!